公開 更新 文責 Webaff 編集部
Search Console最初の1週間で確認すること
- SEO
- Analytics
- 運用
Search Console(GSC)は、検索からの見え方を確認する公式ツールです。登録した直後は数字が空でも正常なので、成果を探す前に「検索エンジンに届いているか」を確認するのが先です。この記事では最初の1週間で見る項目を順番にまとめます。
グラフが空なのは異常ではない
先に言っておくと、登録して数日はパフォーマンスのグラフがほぼ空です。これは設定ミスではなく、クロールとインデックスが終わっていないだけです。この期間に確認すべきなのは数字ではなく、所有権と sitemap が通っているかという配管の状態です。
登録直後にやること(初日)
- プロパティを追加する(URLプレフィックスでもドメインでも可)
- 所有権確認を完了する(HTMLタグやDNSなど)
sitemap.xmlを送信する- トップページと代表記事で URL 検査を1回ずつ試す
所有権確認用の meta タグは、サイトの設定に埋め込んでおくと再設定が楽です。
sitemap で注意したいのは、送信する URL が実際に存在するかです。Astro の @astrojs/sitemap は sitemap-index.xml を出力し、sitemap.xml は生成しません。/sitemap.xml を送信するつもりなら、生成物側を合わせる必要があります。対処はAstroブログのSEO初期設定とsitemapの落とし穴に書きました。
最初の1週間で見る項目
| 日数目安 | 見ること | 合格っぽい状態 |
|---|---|---|
| 1日目 | 所有権・sitemap | 「成功しました」系の表示 |
| 数日〜1週間 | ページ(インデックス登録)/URL検査 | トップと代表記事が「登録済み」。新規サイトは1週間程度かかることもある |
| 1週間前後 | パフォーマンス | 表示回数が出始めている(少なくてよい) |
左メニューの「インデックス作成」→「ページ」で登録状況を確認します(旧称はカバレッジ)。ここで注意するのは、「クロール済み - インデックス未登録」を合格扱いしないことです。クロールされただけでは検索結果に出ません。URL検査で主要ページが「Google に登録されています」と出るかを併せて確認してください。切り分けはSearch Consoleのインデックス未登録を直す手順にまとめています。
クリックが0でも問題ありません。最初は表示回数が出るかどうかが重要です。クエリも、最初はブランド名や記事タイトルの一部だけというケースが多いです。
初月にどれくらいの数字が出たか
参考として、当サイトの実測値を出します。2026年8月に14本を公開した時点の月合計は、検索での表示回数211回・クリック13回でした。翌月は20本で表示回数54回・クリック5回です(9月は集計途中)。
1週間時点の内訳は記録していないため、ここから「1週間ならこれくらい」とは言えません。ただ月単位でこの規模だったので、1週間の表示回数が2桁前半でも慌てる必要はないことは言えます。ゼロが続くかどうかのほうが重要な情報です。
初月の記事別の分布
月合計だけでは分布が見えないので、8月分を記事別に並べ直しました。14記事のうち、表示回数が1回以上あった記事は14記事、クリックがあった記事は12記事です。表示回数の中央値は8回で、最大は96回でした。
ばらつきの原因は、1記事が突出していたことです。96回のその記事は平均掲載順位が93位で、クリックは0でした。残り13記事は表示回数5〜16回・平均掲載順位6.6〜31.3位で、合計13クリックです。初月の数字は、少数の記事に偏ると考えておくと、月合計の増減に一喜一憂せずに済みます。
この後の推移は検証データのページで毎月更新しています。伸びている例ではありませんが、開設直後の実際の水準としては参考になるはずです。
数字が空のときに疑うこと
- サイトが
noindexになっていないか - sitemap のドメインが古いURLのままではないか
- まだクロール前(公開直後)ではないか
- プロパティのURL(wwwの有無、http/https)が本番と違うか
- 送信した sitemap の URL が404になっていないか
独自ドメインへ切り替えたあとは、新URLのプロパティを作り直すか追加する必要があります。切替手順はNetlifyに独自ドメインを接続する手順を見てください。
4番は見落としやすい項目です。https://example.com で登録したのに本番が https://www.example.com だと、いつまでもデータが入りません。
次に進むタイミング
次ができたら、記事単位の改善に進んで大丈夫です。
- 主要な固定ページと記事がインデックスされている
- 表示回数が少しでも記録されている
- GA4 と突き合わせて検索経由の流入が確認できる
ここから先は、表示回数と平均掲載順位を組み合わせて読む作業になります。読み方と実例はGA4とSearch Consoleで毎月追う指標と実測例にまとめています。
まとめ
Search Console の最初の1週間は、成果を出す期間ではなく検索に届く配管を確認する期間です。所有権 → sitemap → インデックス → 表示回数の順で見れば十分で、空のグラフに慌てる必要はありません。確認が済んだら、記事の改善に時間を戻してください。
関連記事
Search Consoleのインデックス未登録を直す手順
検出とクロール済みのインデックス未登録の違いを公式ヘルプに沿って整理。直すべきページと放置してよいページの切り分けを初心者向けにまとめます。
- SEO
- Analytics
- 運用
AdSense審査で「有用性の低いコンテンツ」と判定された原因の記録
AdSenseの審査で「有用性の低いコンテンツ」と判定されました。通知に挙げられたポリシー文と自サイトの実測データを突き合わせ、何が足りなかったかと直した項目を記録します。
- AdSense
- 運用
- SEO
AdSense広告配置でRPMを改善する検証手順
AdSenseのページRPMを上げるための広告配置の考え方を解説。記事上・中間・末尾の置き方と、1か所ずつ検証する手順を初心者向けにまとめます。
- AdSense
- Analytics
- SEO